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車磨きのはじめかた【道具は買えない・使えないあなたへ】

✅車磨きをやってみたいけれど難しい

✅もっと簡単に始められる方法は?

✅初心者でもいきなり大丈夫?

空前の洗車ブームの今、洗車より足を伸ばして車磨きをやってみたいという方も多いかと思います。一方で車磨きを行うためには技術面以外にもハードルがあるのは事実です。

この記事では、車磨きを始めるにあたって

場合よっては車磨きは行えない

◉まずは手磨きがおすすめ

◉初心者でも全然問題なし!

について丁寧に解説します!

まずはここからスタートしてみましょう!

筆者である僕のプロフィールは記事の下をご覧ください。

環境や条件によって車磨きは行えない

車磨きに興味をあってやってみたい!と思っても、誰もが簡単に始められる訳ではありません。場合によっては車磨きをやりたくてもできないこともあるかと思います。具体的には、

いきなり沢山の道具を揃えるのは予算的に難しい

住宅街なので騒音が気になってポリッシャーは使えない

駐車場が離れてて電源が取れない・青空駐車である

パッと思い付くのはこのような理由でしょうか。

車磨きは主にポリッシャー、バフ、コンパウンドの3つの道具を使って行います。

今後も続けるかどうか(上手く施工できるかどうか)も分からないことに初期投資でいきなり何万円も使うのに抵抗があるのは当然ですし、ご近所様の迷惑にもなり兼ねない騒音が発生するポリッシャーをガンガン回すのは難しかったり、そもそも保管の環境が原因で物理的にこれらの道具を使うのは不可能という場合もあると思います。

まずは手磨きがおすすめ!

そんなあなたにまずは手磨きをおすすめします

手磨きとは名前の通り「手で磨く」のです。手動ですね。手磨きではポリッシャーとなるのはあなたの手になります。コンパウンドは同様に使いますが、バフの代わりになるものは2つありますので解説します。

クロスを使う方法

まず一つ目が、クロスを使う方法です。クロスに適量のコンパウンドを付けて指を使って擦ります。シンプル。ただしメリットとデメリット両方ありです。

メリット

細かいところが磨ける

まずポリッシャーでは当てられないような細かい部分を磨けるということです。ドアハンドルの際だったり、リアのナンバーフレームの周りなどどんなに径の小さなポリッシャーでも当てられない部分がありますのでそういうところを磨くときは僕も手を使います。またスポットで1カ所だけ磨きたいときにも便利ですね。

❷気軽に行える

使用するのはクロスとコンパウンドだけですので場所を選びません。音も出ませんので騒音が気になる住宅街や電源の無い駐車場でも作業が可能です。

❸ローコストで施工できる

使用するのはクロスとコンパウンドだけですので、コストを掛けずに施工が可能です。バラ売りのマイクロファイバークロスやコンパウンドも少量サイズのもの(割高になりますが)を使えば千円ちょっとで施工できます。とりあえずお試しで車磨きをやってみたいという方にピッタリです。

デメリット

ムラになりやすい

ポリッシャーに比べると均等に作業するのが難しいので広い面積を磨くと仕上がりにムラが出やすいです。白など淡色のボディの場合はそこまで気になりませんが、黒など濃色の場合は顕著に現れます。

❷作業効率が悪い

手作業ですので作業効率の面では機械には敵いません。磨く範囲が広くなるほど膨大な作業時間が必要となります。

❸パワーは△

そして作業性だけでなくパワーの面でも機械には勝てません。数か所程度なら深いダメージも気合の手磨きで擦り倒せても、面積が広くなるとどうしても限界があります。

以上がクロスを使った手磨きのメリットとデメリットになります。局所的にピンポイントで磨くのであればこの方法でも問題ないのですが、範囲が広くなったり1台丸々磨きたい場合には不向きですね。ちなみに使用するクロスは下の画像のようなマイクロファイバークロスで構いませんが、あまりに目が粗いクロスだとボディを傷付けてしまう可能性があるので注意してください。

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スポンジを使う方法

二つ目はスポンジを使う方法です。この方法ではコンパウンドはクロスではなくスポンジに付けて使います。

THE ONE のコンパウンドにバーサタイルというものがあります。これは研磨剤に加えて、ガラス系コーティングも剤も入っており磨きながらコーティングもして浅い傷なら埋めてくれるという優れモノです(コンパウンドは柔らかく細かい仕上げ用のものです)。

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手磨きをコンパウンドとクロスで行うとムラになりやすいですが、スポンジの面を使う事でムラもできにくくなります。そしてバーサタイルであればポリマーコーティングもしてくれるのでさらにムラになりにくいです。広い面積を手磨きしたい時はスポンジで施工する方が圧倒的に作業効率も仕上がりもよくなります。

さらにバーサタイルはボディが乾いていても、濡れていてもどちらでも施工が可能です。例えば、洗車のついでに拭き上げ前に気になる部分をサクっと手磨きして傷消し!みたいな使い方や、ガラスコーティングの施工車のメンテナンスとして軽研磨とコーティングを行うこともできます。初めての方には施工のしやすさと仕上がり両方の面で特にクロスとコンパウンドを使う方法よりも取り組みやすいと思います。

スポンジとバーサタイルを使う方法のメリットとデメリットは以下です。

メリット

❶クロスよりもムラになりにくい

❷クロスよりも作業効率が高い

デメリット

研磨力は低い

❷クロスよりも若干コストがかかる

初心者でも全然問題なし!

手磨きであれば気軽に始められることはわかったけれど、初心者でも作業できるのか不安だという方も多いと思います。結論から言うと、初心者の方でも全く問題はありません。

別の記事でもお伝えしておりますが、基本的に難易度は研磨力に比例して高くなります。つまり大きなパワーで磨こうとすると難易度やリスクも高くなりますが、研磨力が低ければ難易度もリスクも押さえて作業することができるのです。初心者の方がいきなりリスクを負って難しい研磨を行う必要はありません。まずは研磨力を抑えた組み合わせで作業に慣れてから徐々に研磨力を上げていけばよいのです。特に2つ目のスポンジを使う方法であれば初めての方でも失敗するリスクはほとんどありませんのでぜひ気楽に試して頂ければと思います。研磨力が低いといっても、洗車とはまったく違う結果や実感を得られるはずです。

まとめ

今回の記事では手磨きについて紹介しました。手磨きは手で磨くだけですが、思いのほか深い傷やスポットも除去できたりします。今まで磨きをやったことがない方は驚かれることでしょう。手磨きであれば場所を選ばずローコストで行えますので、車磨きの入り口としておすすめです。様々な理由で車磨きを躊躇っておられる方はぜひ一度試してみて頂きたいと思います。

まずは手磨きで研磨の世界を覗いてみてください!

当サイトのオンラインストアではスポンジやコンパウンドも販売しておりますのでチェックしてみてください。道具選びで不明点等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

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それでは最後までご覧頂きありがとうございました。質問等ございましたらお気軽にコメント欄やSNSからお問い合わせくださいませ。

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車磨きのはじめかた【道具は買えない・使えないあなたへ】

2024/2/7

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  • この記事を書いた人

WC

兵庫県で8年以上カーケアショップを経営しており、これまで何千台もの車を磨いてきました。このサイトやYouTubeで磨きやコーティングについての情報も発信しています。YouTube動画は200本以上、総再生回数は750万回を超えました。僕は脱サラをして今のショップを開業しましたが、経験ゼロからのスタートでした。少しでも僕の経験と知識が参考になれば幸いです。

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