ポリッシャー

車磨きでポリッシャーはどれくらい押さえればいいか【面圧】

✅ポリッシャーをどれくらい押さえて磨けばいいかわからない

✅わかりやすい目安や基準はあるのか?

✅バフやコンパウンドとの関係によって変わる?

車磨きでポリッシャーを使うときに、どれくらい押さえて磨けばいいかわからないという方も多いと思います。特に初心者の方で作業に慣れていない場合、自分の感覚で合っているのか不安になることもあるでしょう。

この記事では

◉面圧とは何ぞや

◉簡単な基準があります

◉面圧は研磨力に比例させる

について丁寧に解説します!

ポイントを押さえれば簡単です!

筆者である僕のプロフィールは記事の下をご覧ください。

面圧とは何ぞや

まず、ポリッシャーを押さえる力の事を「面圧(めんあつ)」と呼びます。圧や加圧と呼んだりする場合もありますが、このサイトでは面圧で統一します。正しい面圧を加えて研磨することによって道具本来の力が発揮できるのです。強く押さえ過ぎても圧が弱過ぎても上手く磨けません。

ポリッシャーを押さえる力を面圧と呼びます

まず最初に、面圧は均等に加えるべしということを押さえておいてください。面圧の字の如くポリッシャーのパッド面全体で均等に抑えるイメージですね。磨くパネルの形状や場所によってはパッドの端だけを使ったり角を立てたりする場合もあるのですが、あくまでも基本はパッド面全体に均等に圧を加えるものだと考えてください。そしてこれは使用するポリッシャーの種類に関係なくどのポリッシャーで磨く場合でも共通の考え方です。

基本は「面」で磨き、時々「点」で磨くイメージです!

簡単な基準があります

ポリッシャーを押さえる力=面圧の適切な力にはわかりやすい一つの基準があります。それは…音」です!

面圧を加えるとポリッシャーの音が変わる(低くなる)ポイントがあります。そこを面圧の基準としてください。音が変わるまで圧力が加わっていれば、適切な力が加わっているということになります。ただしそれ以上強引に押し込んで力を加えるのは面圧が強過ぎますし、音が変わらない程度しか押さえていない状態(バフの表面が触れているだけの状態)では力が伝わっておらず磨けません。

ちなみにこの音が基準になるのはポリッシャーの種類に問わず同じです。

初心者の方で音が変わる感覚がまだわからないという方は、ポリッシャーにバフだけ付けて車のボディ以外の場所で面圧を加える練習をしてみてください。力を入れたり抜いたりを繰り返していると、音が変わるポイントとそこの力加減の感覚が掴めてくると思います。その感覚が掴めたら、次はその力を保ちつつバフを動かす練習をしてみてください。

お使いのポリッシャーがはじめての1台におすすめしている京セラのRSE-1250の場合、回転数が低い(速度1~2)と僅かな面圧で回転が止まってしまいます。音が変わる前に止まってしまうのはポリッシャーのパワー不足ですので、その場合はもう少し回転数を上げて(3~4程度)磨くようにしてください。

面圧は研磨力に比例させる

最後に面圧と他の道具との組み合わせ(マッチング)についてお伝えします。面圧の基準はあくまでポリッシャーの音が変わるかどうかなのですが、バフやコンパウンドのマッチング=研磨力によって面圧を多少変える必要があります。

面圧はマッチングの研磨力に比例させると覚えてください。具体的には、

ということになります。

つまり、ウールバフや粗めのコンパウンドを使って研磨力が高いマッチングの時は面圧は強く、目が細かいウレタンバフと仕上げ用の細かいコンパウンドを使う研磨力の低いマッチングの時は面圧は弱くしてください。このとき、基準である音が変わるくらいの力を加えるのは、研磨力が高いマッチングの時です。そこから研磨力が低くなるにつれて徐々に力を抜いていくイメージですね。ただし力を抜いて面圧を弱くするといってもそこまで極端に落とす訳ではありません。あくまで音が変わるくらいの力が基準となります。

まとめ

この記事ではポリッシャーを押さえる力である面圧について解説しました。使用するポリッシャーの種類に関わらず押さえる力の目安は音が変わるくらいということを頭に入れておいてくださいね。

面圧の目安は音の変化です!

音が基準なので文章だけでは伝わりにくい部分もあるかと思います。WC Works TV では動画をアップしておりますのでそちらもご参考くださいませ。

当サイトのオンラインストアではバフやコンパウンドも販売しておりますのでチェックしてみてください。道具選びで不明点等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

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コンパウンドについてもっと詳しく知りたい方はぜひ別の記事もご覧ください。

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  • この記事を書いた人

WC

兵庫県で8年以上カーケアショップを経営しており、これまで何千台もの車を磨いてきました。このサイトやYouTubeで磨きやコーティングについての情報も発信しています。YouTube動画は200本以上、総再生回数は750万回を超えました。僕は脱サラをして今のショップを開業しましたが、経験ゼロからのスタートでした。少しでも僕の経験と知識が参考になれば幸いです。

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